音源
Songs
一れつらんぱんはれつして
いちれつらんぱんはれつして
歌詞
Lyrics
(1943年ごろ)
一れつらんぱんはれつして
日清日露のたたかいに
さんざん逃げるはロシヤの兵
死んでもつくすは五万の兵
五万の兵をひきつれて
六人のこしてみなごろし
七月八日のたたかいに
ハルピンまでもせめよせて
クロバトキンの首をとり
東郷元師ばんばんざい
十一いちごのごままいり
十二は二宮金次郎
十三三月ひなまつり
十四は四国のこんぴらさん
十五はでてんの八重桜
十六ロシャのがいせんで
十七七士の墓まいり
十八はまべの白うさぎ
十九楠木正茂で
二十で東京の二重橋二重橋
一反かしたおめでとう
「哲⻄の童歌」より
基本情報
Metadata
| 伝承地 | 哲西 |
|---|---|
| 伝承者 | 藤村信子 |
| 年代 | 1996/5/20 |
| 録音者 | 名越軍治 |
解説
Commentary
いちれつらんぱん、隠岐島では一列談判。
日露戦争は、わが国と帝政ロシアとが当時の満州(中国東北地域)と韓国(朝鮮)との支配権をめぐって対立し、明治27年(1904)年から翌年にかけて闘いが行われた。日本が勝利した結果、わが国の大陸進出や韓国併合など、後の第二次世界大戦につながる流れを作っていったことは、歴史の証明するところであろう。
さて、「一列談判破裂して」は、明治27年の日露交渉決裂を指し、「クロパトキン」は、当時のロシアの陸軍大将。奉天会戦後、解任された。歌では「クロパトキンの首を取り」と、すさまじい表現になっているが、別に殺されたわけではない。
一方、東郷大将、大山大将と日本側の名前もあるが、東郷大将は、日本海海戦でバルチック艦隊を破った指揮官、東郷平八郎元帥海軍大将のこと。大山大将は、大山巌元帥のことで、日露戦争では満州軍総司令官だった。
「WEB出雲かんべの里」より
楠木正成(くすのきまさしげ)は、鎌倉時代末期から南北朝時代にかけての武将。
元弘の乱(1331年-1333年)で後醍醐天皇を奉じ、大塔宮護良親王と連携して、千早城の戦いで大規模な幕軍を千早城に引きつけて日本全土で反乱を誘発させることによって、鎌倉幕府打倒に貢献した。湊川の戦いで尊氏の軍に敗れて自害した。