
新見の特徴
About the Niimi

東⻄南北を⾛る街道の交差点として栄える。⾼梁川が町の真ん中を混々と流れる。古来より⽇本有数の鉄の産地。現在は⽯灰岩の採掘が盛んである。新⾒市としては1980年以降、⼀貫して⼈⼝が減少し現在(2024年)25,990⼈。
民謡の特徴
Features of Folk Songs
北は⿃取の県境から南は⾼梁市⽅⾕までと縦に⻑く、その間およそ50キロ。
新⾒からは⾼梁川を下り上る船頭歌が採集されている。北の千屋と南部の盆踊りもそれぞれ特⾊を⾒せ、北部は伯耆、出雲の、南部はヤトサを踊るなどの⾼梁の影響が伺える。北部千屋、⽜追い歌の追分調については伯耆、出雲の影響を⽰唆する⽂献もある。
南部草間地区は、標⾼400〜500mのカルスト台地。⽔が少なく稲作に適さない⼟地がら、古くから葉煙草栽培が盛んでした。かつての創作⺠謡「豊永豊年おどり」は葉タバコについて⾔及しています。
北部千屋花⾒には古来から鉄産業が盛んで、⾄る所にたたら跡がある。その⼟地からたたらの吹⼦を踏む「番⼦歌(ばんご)」が採集されている。
歴史
History
古代、備中国に新⾒郷(新美郷)が置かれ、奈良時代、⾼梁川を境に東に阿賀郡、⻄に哲多郡に分かれる。平安期、新⾒荘が⾼梁川⻄部に置かれる。江⼾中期より新⾒藩。