民謡の特徴

Features of Folk Songs

盆踊り愛が強く、中⼼部での盆踊りでは現在も沢⼭の家族が集まる。「昭和55年までは3夜⽇連続やっていた」そうだ。

⼤佐の「てんがらこ」では、新⾒で唯⼀「ヨー、ホイナー」で⼝説きがはじまり、囃⼦も新⾒全域で通常の「アラサコラサ」の中囃⼦の他、「扇踊り」に囃⼦⽂句が似た「アーリャサーヨイヤセー」が後囃⼦にくる。新⾒の他の「てんがらこ」に⽐べ、語りよりも唄に抑揚がありメロディアス。祭りでは終盤にさしかかり早くなり盛り上がる。⼤佐の北に位置する新庄村の「てんがらこ」と似ている。

また、新⾒では唯⼀、「⽟藻前曦袂道春館の段(たまものまえあさひのたもとみちはるやかたのだん)」という⾮常に難解な浄瑠璃を好んで⼝説く。

⽟藻前曦袂:浪岡橘平・浅⽥⼀⿃等合作。宝暦元年(1751)豊⽵座。謡曲「殺⽣⽯」の王藻前の伝説を中⼼として、お伽草⼦「鶴の草⼦」の神仙譚を織り込んだものである。また、⿅島品代(しなよ)さんが残した「安来節(さんこ節)」に関しては他の盆踊りに対しても珍しい。⿅島さんは真庭久世の出で、明治39〜40年⽣まれ。「この歌も⼤昔から歌われていた」とお孫さんは語る。現在この難しい曲⽬は踊られていない。

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