民謡の特徴

Features of Folk Songs

神郷太⿎⽥植は県の無形⽂化財である。神郷の南と北でも盆踊りに差異があり、北部⾼瀬のものは境を供する⿃取、広島北東部、⼜は島根奥出雲と同じ演⽬がある。またここで歌われる「⾚猫⼝説き」は新⾒市内でも⾼瀬のみで⼝説かれている。(神郷南部の盆踊りでは「忠⾂蔵数え⼝説き」「お雪⼜七」などの珍しい演⽬が残る。)以下に神郷⾼瀬の「⾼勝盆踊り」について引⽤したい。

「盆踊りのこと・・・現在⾼瀬地⽅で⾏われている盆踊りは⾼勝盆踊りといって、伝承では起源は相当古く天正年間であり、天正年間といっても1573年から1591年まで続き、はっきり天正何年であるかはわからない。

伝承では天正3年1575年の勝ケ城主に安原彦左衛⾨吉⺠部という⼈があり、この⼈は⽑利⽒に属しており、当時⾼瀬村に⼤悪疫が流⾏して困りはて、ちょうど⾼瀬の梅⽥に⻲の形をした⻲尾という平地の中島があり、ここに12神を祀り権現様とした。これが現在の⻲尾神社である。(その時⽑利⽅の名主達が協⼒したので、名頭10名となって宮座の式が⾏われ現在に⾄る。その頃五穀豊穣も祀願し、この盆踊りが始まった。)⼀⽅、⾼瀬村の平稔祀願のため盆踊りを起こしたと伝えられる。これが現在まで続いているのであり、約400年以上前のことである。」四⽊覚(さとる)⽒の覚書より

また、神郷の頭打ち(かしらうち)の⾳源「当屋の部」は歌があり、ハーモニーもおもしろく重要である。(新⾒市での頭打ちは現在掛け声のみで歌の⽂句はない。)

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