童唄
哲西
音源
Songs
一二三四おみよの姉さんの三人ござる
いちにさんしおみよのねえさんのさんにんござる
歌詞
Lyrics
1887年頃
一二三四おみよの姉さん三人ござる
一人姉さんお江戸にござる
一人姉さん京都にござる
一人姉さん大阪にござる
江戸の姉さん伊達衆にござる
京で帯買うて 大阪でくけて
くけた※くけ目に七房八房
ちゃんと結んで花見に出たら
村の若い衆に抱きしめられて
あがあなさるな あの帯切れる (あがあ=あのように)
こがあなさるな この帯切れる
帯の切れたの大事もないが
縁の切れたの結ばれぬ 結ばれぬ
あら百ついた また百ついた
※くける=絎ける
くけ縫いをする。布の端を折りこみ、表側に縫い目が見えないように縫う。
基本情報
Metadata
| 伝承地 | 哲西町川南 |
|---|---|
| 伝承者 | 賀島呉一郎 |
| 年代 | 1969/3/9 |
| 録音者 | 立石憲行 |
解説
Commentary
明治から大正・昭和の初めごろまで、手まりつきはお手玉とりとともに女の子の代表的な遊びであった。
大正のころまでの手まりは手製で、綿の心しんに白糸を巻いて形を整え、色糸で麻の葉桔梗ますなど美しくかがって作り、正月はもとより、ほとんど一年中縁側などにひざまずいてついた。手まり唄はこのときに歌ったのであるが、手製のまりは大正の終わりごろにゴムまりが出まわって使わなくなった。
「奥備中の⺠謡」より