労作歌
哲西
音源
Songs
石臼挽歌
いしうすひきうた
歌詞
Lyrics
○臼はひけひけ団子して食わしよ臼をひかねばまた粥じゃ
○臼をひくならぞろぞろとひきやれ
臼のしゃくりびきゃ粉があらい
○臼はひけひけ団子してくわしよ
芋にかぶらを切りまぜて
「哲⻄の⺠謡」より
基本情報
Metadata
| 伝承地 | 哲西 |
|---|---|
| 伝承者 | 加藤勝巳 |
| 録音者 | 名越軍治 |
| 詞型 | 7775 |
解説
Commentary
粉は、足踏みのカラウスではたいで作る場合が多かった。
ゴロゴロと雷が鳴るような音を立てて、石臼を挽く時歌うのが石臼挽歌で、唐臼(とうす)挽歌と同じ調子である。
「哲⻄の⺠謡1」より
臼を挽くならしんとろとろと
臼のしゃくり挽きゃ 粉があらい (註)急激に力を入れること。
腹が立つともこの子を抱きあれ
仲のよいとき できた子じゃ
親の意見となすびの花は
千に一つも仇がない
親と親との約束なれば
行かにゃなるまい もどるとも
わしとあなたは臼挽き夫婦
入れてまわせば粉(こ)ができる
(新見市正田)
仕事取りつきゃ歌出せおなご
仕事たいぎなふり見せな
仕事たいぎなおなごじゃないが
腹にゃ三月のヤヤがいる
唄がうたいとうて歌うじゃないが
これも仕事のまぎれ草
まぎれ草なら一枝ほしや
植えて育てて気をまぎれよ
(阿哲郡哲多町田渕)
「奥備中の⺠謡」より