音源

Songs

高い山

たかいやま

歌詞

Lyrics

○たかーい山かーらー 谷底見ればのー
ア ソレカラソレカラ
瓜やアなすーびーのー花ざーかーりよ
アレワイドンドンドン
コーレモドンドンドン
○高い山からお寺を見れば
お寺さみしや小僧一人よ
○高い山からムスビが転ぶ
カラスそれ見て羽根そらすよ
○高い山の雪ゃ朝日で溶ける
娘島田は寝てとけるよ
○高い山からデンギが転ぶ
カガツよろこべ味噌すらしよ
○高い山から米子を見れば
白い笠着て綿つみやるよ
○高い山から低い山見れば
低い山より高ござるよ

「哲⻄の⺠謡」より

娘島田にゃ蝶々がとまるよ
とまる筈だよ花じゃものよ

お前見たような牡丹の花がよ
咲いております来る道によ

可愛がられて寝た夜もござるよ
泣いて明かした夜もござるよ

五万石でも松葉の早苗
五人羽織は⻁の皮よ

わたしゃあなたにやまやま惚れたよ
山で木の数かやの数よ

殿が待つならお月様のようなな
まるい心の殿の持ちたいな

基本情報

Metadata

伝承地哲西
年代1960年代ごろ
録音者名越軍治
詞型7876

解説

Commentary

旧盆の16日を中心に各地でさかんにおどりがあった。哲多町蚊家の天王さん、哲⻄町矢田の金毘羅さん、大竹二本松峠の天神さんと若い者はどこまでも出かけた。おどりが済んで家に帰るころはもう夜も明ける。そのまま寝ずに山草刈りに出かける者もいた。草刈鎌を振りながらおどりの練習をしたという。夏のレクリェーションとして他に娯楽ができたり、歌をくどく人もいなくなったことが衰えて行く原因でもあろう。

盆踊にはいろいろな種類があって、それぞれ踊り方が違う。主なものは、高い山よいさのせ砂かきてんがらこ山づくし田植踊関の五本松磯節古代詞などである。この中で田山づくし・田植踊・関の五本松・磯節・古代詞などである。この中で田植踊は現に「哲⻄の踊り」として、阿哲新見地区郷土芸能大会などに出演し好評をはくしている。

また「古代詞」は神楽に歌われる「ヤンサ」を盆踊りにしたもので、扇形に広がったり、縮んだりの変化のある踊りで、東城などへこちらから行って踊っても、「古代詞」と「砂かき」の踊りはよその人たちは知らなかったという。
「哲⻄の⺠謡1」より


「高い山から」の歌詞は、中世に大流行した小歌の歌詞で、全国に分布残存しています。この歌詞からも、新野の盆踊りが中世から近世の早い時期にかけて多くの歌や踊りを取り入れてきたことがわかります。
WEB「盆踊りの世界」より

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