童唄
哲多
音源
Songs
「⻄条山は霧深し」
さいじょうさんはきりぶかし
歌詞
Lyrics
⻄条山は霧深し 筑摩の河は浪あらし
遥かにきこえる 物音は
逆巻く波か つわものか
昇る朝日の 旗の手の
ひらめくひだの クル クル
クルーのばかりの じんぞのえ
めぐるあいも 鬨(とき)の声
あわしろたえも あわしろく
敵はこのかた かすみふく
川中島の 戦いに
かたるも聞くも 勇ましや
『日本わらべ歌全集 13』p244
【参考歌】 旗野十一郎(たりひこ)作詞、小山作之助作曲の「川中島」
基本情報
Metadata
| 伝承地 | 哲多田淵 |
|---|---|
| 伝承者 | 門屋順子 |
| 年代 | 1987~1988 |
| 録音者 | 門屋真二 |
解説
Commentary
川中島の戦い(かわなかじまのたたかい)は、日本の戦国時代に、領土拡大を目指し信濃国(現在の⻑野県)南部や中部を制圧し、さらに北信濃に侵攻した甲斐国(現在の山梨県)の戦国大名である武田信玄(武田晴信)と、北信濃や信濃中部の豪族から助けを求められた越後国(現在の新潟県)の戦国大名である上杉謙信(⻑尾景⻁)との間で、主に川中島で行われた数次の戦いをいう。双方が勝利を主張した。
川中島
旗野十一郎
一、
⻄条山(さいじょうざん)は 霧(きり)ふかし。
筑摩(ちくま)の河(かわ)は 浪(なみ)あらし。
遙(はるか)に聞きこゆる物音(ものおと)は、
逆(さか)まく水(みず)か、つわものか。
昇(のぼ)る朝日(あさひ)に、旗(はた)の手(て)の
きらめくひまに、くるくるくる。
二、
車(くるま)がかりの陣(じん)ぞなえ。
めぐる合図(あいず)の鬨(とき)の声(こえ)、
あわせる甲斐(かい)も、あらし吹(ふ)く
敵(てき)を木(こ)の葉(は)とかきみだす
川中島(かわなかじま)の戦(たたかい)は、
語(かた)るも、聞(き)くも、勇(いさ)ましや。