音源

Songs

頭打ち高瀬・氷室神社音源

かしらうち

頭打ち「当屋の部」高瀬・氷室神社音源

かしらうち「とうやのぶ」

歌詞

Lyrics

「当屋の部」

一、
当屋のかかりをながむれば
さても美し御方よ
四方白壁塀おいて
御門のかかりをながむれば
唐金御門に塀御門
サア 萩の門

二、
あなたのお庭に年々参ります
一の門を開く
二の門も開く
さて三の門も押し開く
サア 押し開く

三、
エイサ お庭のかかりをながむれば
四方下がりし中高で
中庭よねいの
よねいは砂(いざこ)を踏みまぜて
四方たぐいの飛び石で
サア 飛び石で

四、
お家のかかりをながむれば
けやきの柱をさしおこし
⻩金のたる木を使いかけ
屋根は桧皮(ひわだ)でのし葺きで
破風(はふ)には菊をば彫り込んで
さても美事や美しゃ
サア ありや美事

五、
座敷のかかりをながむれば
けやきの板を敷きつめて
敷きたる畳をながむれば
ああや錦のヘリを取り
サア ヘリを取り

六、
⻄の妻戶をながむれば
唐金障子にゃすかし障子
表にゃ若殿お床几(しょうぎ)で
サア 碁を打たる

七、
涼み座敷をながむれば
お姫御様の酒盛りで
金の銚子にゃ銀盃で
海老やなんだを使いかけ
サア 使いかけ

八、
花壇のかかりながむれば
花壇のわきで
泉水小松
浦島太郎の沖の舟
とうまん風にとうつら舟
サア 沖の舟

九、
蓮池なんだをながむれば
金の玉をば二つある
鯉や金魚が舞い遊ぶ
サア 舞い遊ぶ

基本情報

Metadata

伝承地1)神郷高瀬 氷室神社 2)神郷高瀬 氷室神社
年代1)1982年より以前 2)1982年より以前
詞型2)75,85

解説

Commentary

神郷高瀬の頭打ち(かしらうち)では、見事にハモられているが、なかなか稀有なことだと思われる。

果たしてそれが伝統の一部であるのか、そうではないのか判断がつかないが、確信的にハーモニーを作っているようにも思われ、そこがとても面白い。

奥備中の阿哲郡⻄部では、氏神の秋祭りに神社へ「頭打ち(かしらうち)」を奉納する。この頭打ちは「楽打ち」とも「渡り拍子」とも呼んでいるが、これを実際にやっている人たちは頭打ちとか楽打ちと呼んでおり、その主役は太鼓をたたいて飛びはねる「トビコ」である。トビコの衣装はさまざまであるが、阿哲郡哲多町の荒戶神社では花笠や鳥の尾羽根のついた「オゴリ」をかぶり、花柄の着物にカスリの袴をつけ、たすき掛けで白足袋にわら草履をはく。秋祭りが近づくと一週間から十日間ぐらい前から小・中学生のトビコが神社や公⺠館などに集まり、毎晩練習をつづける。祭りの当日はその年の打ち上げ頭屋へ集まり、赤飯などの接待を受けて衣装づけをする。頭打ちの行列は、例えば哲多町の荒戶神社では先頭に先払い(つゆはらい)、これに獅子舞い・御幣とつづき、その後へ鉦をたたく頭取りと、一番柄から四番、五番柄もの太鼓が従う。

頭打ちには当屋を出る時の「打ち上げ」をはじめ数種類の打ち分けがあり、トビコは一柄に四人ついて太鼓をたたきながら前後左右に飛びはねる。
「奥備中の⺠謡」


岡山県備中地方から広島県備後地方にかけての吉備高原一帯において、伝承されている渡り拍子と呼ばれる神事の一つである。

伝承によると、鎌倉・室町時代の闘鶏楽が起源であるとされる。

高梁市では「起源としては神功皇后が三韓征伐から凱旋されたときの道中楽であるとか、朝鮮から貢ぎ物を献上に来た使者の道中楽である。」といわれている。

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